足汗を予防して、春夏秋冬を通して快適な毎日を演出しましょう!
終日、革靴でお得意先周りの繰り返し。
気持ちが塞ぎ込んでいる時には
精神的な発汗も加わって足先部分は
常に湿っていて臭いが気になりだします。
こんな実験結果もあります!
発汗といえば夏をイメージするのですが
実は、春夏秋冬を通して足部に関しては
コップ1杯(180~200cc)の足汗をかいているそうです。
身体の他の部分よりも足部は汗をかきやすいと言えます。
加えて、半袖シャツや素材の工夫、そして着替え、洗濯と
体幹や腕、脚は汗から発する臭いを防ぐ工夫が
色々できますが、足はなかなかそのようにいかないようです。
ビーチサンダルでオフィス街に出勤することもままなりませんし
毎日、薄手になっているといえども靴下で覆い
ほぼ同じ靴で通気性が悪い状態が維持されていては
汗の逃げ場もなく、雑菌の繁殖も激しくなり
結果としてあの嫌な臭いが発生してしまうという結果を招きます。
多汗症の方のいるかもしれないのですが・・・
あなたは足汗をかきやすいタイプでしょうか?
あなたの足の角質層は人と比べて厚いほうですか?
学校や仕事柄、ほぼ終日、靴を履く生活でしょうか?
今伺った3つの質問に1つでも『はい』がある場合には
足部から臭いが発生してくる可能性が高くなります。
足の臭いの原因はやはり汗と雑菌です。
発汗に関しては遺伝的素因より生活習慣に起因する割合が
大きいと言われています。
人の足裏には汗を出す汗腺が沢山ありますので
靴とストッキング・靴下を履く事で蒸れやすくなり
足の裏の角質層が軟化しはがれ落ち、その垢が餌となり
雑菌が入り込んで繁殖、辛い悪臭を放つようになります。
男性は女性よりも足の裏の角質層が比較的厚くなっているので
通気性の悪い革靴を夏場でも履く事で足の臭いが強くなります。
夏場の男性の革靴、冬場の女性のブーツ
この履物が悪臭の発生に関して特に危険度が高いものです。
汗のケアと角質層のケアで雑菌の繁殖を可能な限り減らし
足部の通気性をより良くする事で、快適な足生活を守りましょう。
四季を通じての足部のケアにつきまして

・フットブラシやボディータオルに石鹸をつけて・・・
しっかり足の裏、指の間を洗いましょう
(殺菌・消臭効果のある石鹸の使用がおすすめです)
・足踵角質が厚い人は、角質ケア商品購入・フットサロンの利用が大切です

・足の爪も手と同様に小まめにカットしておきましょう
・指と爪の間に溜まるゴミや垢を除去していきます
・靴下は通気性の良い天然素材や特殊繊維等・・・吸水性の高い素材を選びます
(女性のストッキングは通気性・吸水性が共に低く使用時には注意必要です)
・汗をかきやすい体質の男性は、昼休みに靴下を履き替えるという方法もあります
・同じ靴は毎日履かず、可能であれば3足をローテーションしていきます
(同じ靴をもしも連続して履く時は・・・中敷きを取り換える事がおすすめ)
・帰宅後、靴の中に乾燥剤や消臭剤、新聞紙などを入れます
湿気を吸い取ってあげます
・消臭グッズ(スプレー・パウダー・クリーム・ジェル・シート)で
汗や臭いを拭き取ります

・靴のサイズが合わない、痛みを伴うなど足にストレスがたまると
足の汗腺から汗がドッと出てきます。サイズの合ったものを履きましょう
・洗ったり、汗を拭き取ったりしていないと水虫がひどくなり
臭いも強くする原因です(医療機関へのご相談をおすすめします!。
エチケットとマナーにつきまして・・・
友達の家への訪問や畳の間での食事会など
靴のを脱ぐ場面においては臭いへの気遣いが要求されます。
・・・靴下への配慮が必要です。
汚れていないだろうか・・・破れていないだろうか・・・
臭くないだろうか・・・
この3つは守りたいところです。

間違いなく自分の足が臭っている時は・・・
友達やお客様の前では可能な限り靴を脱がないで下さい。
通気性を少しでも確保したいという気持は分かりますが
同席者等に不快感を与えて印象をとても悪くしてしまいます。
自分の臭いには気づきにくいものですが・・・
足は鼻から離れていますがその臭いは自分でも確認できます。
このチェックで「ちょっと臭うかな」の状態は、他者にとっては
「とても臭う」となっていると考えて間違いないと思って下さい。
①足・足先・足指間を洗い、まめに汗を拭くこと

②自分の足にあったサイズの靴を履くようにする
③フット・ケア(角質や爪を手入れすること)
④消臭剤や発汗抑制(制汗)スプレー、クリーム・パウダー等で防汗対策をする

⑤毎日履く靴を交換し、使った靴や中敷はしっかりと乾燥させます
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