エンディングノートをしたためて、自分の人生の終焉を迎える「終活」

 

人生から自分らしく卒業するために「終活(しゅうかつ)」が
大切になってきています。

「終活」は人生を卒業するために事前準備を進めていく
そのためにあるだけでなく、人生最後に迎える「死」を意識して
自分を見つめ直す機会にもなります。
誰の身にも必ず訪れる「死」をどのように捉え
どういう行動を取れば良いのか?
自分らしく愛おしい人生から卒業するための活動・・・
それが「終活」です。

終活3

今、なぜ「終活」が注目されているのか?

「終活」とは人生の終焉に向けて行っていく活動のことです。
当初、「終活」という言葉は・・・
「あとに残された親しい人に迷惑のかからないように
 元気なうちからお墓や葬儀の準備をしておき
 身辺の整理をしておくこと」を表現していました。

ところが・・・
寿命が延びてシニア世代・シルバー世代の方々は若くて活動的!
あとに残された親しい人のために人生の幕引きの準備というよりは
シニア世代・シルバー世代の皆さんご自身も後悔が無いように
元気なうちに色々な心配事を解決しておいて卒業の日を迎える。
そうやって残りの人生をより豊かに生きようと
積極的に「終活」に取り組むようになったと言われています。

「終活」ですることって何?

それぞれが希望する供養や葬儀の方法を選んだり
死後の遺産相続や遺品の整理について
ゆっくりと考え、決定できます。
シニア時代にどのような葬儀をあげたいのかを決定しておけば
家族も安心、納得できますし、心残りがなくなります。
こんなことを考える方もいます。
万が一、帰宅途中で事件や事故に巻き込まれて
命を奪われてしまった場合でも残された家族は
戸惑いを極力少なくできる可能性が高まりますし
大切なお別れを心残り少なく迎えられると思えます。

また、死後に入る予定のお墓やお仏壇を選んでおけば
落ち着いていられますし、どの人にどのような供養を
とりおこなって欲しいか伝えておけば安心です。

「終活」でしておきたいことについて・・・

【葬儀について】
どのような葬儀をしたいのか考えておく
告別式に参列して欲しい方のリストをつくる
葬儀の費用について調べて知っておく
喪主を依頼しておく
遺影写真や動画を準備しておく
葬儀の生前予約を済ませておく

【お墓について】
供養の方法について考える
お墓の費用について考える
埋葬方法について考える
寿陵*1(じゅりょう)や永代供養契約を考える

*1)
生前につくっておく自分のお墓のこと
長寿を招くなどと言われ、縁起がよいものとされています

【財産・相続について】
通帳・印鑑の保管場所を決定しておく
年金や保険の整理をしておくこと
財産額を把握して相続人を決めておく
遺言書を作成しておくこと

【介護・医療について】
介護や治療について考える
介護費用や治療費用を考えておく
終末期医療や余命告知時の意思表示をしておく
臓器提供や献体等の意思表示をしておく

【身の回り品について】
形見分けを考えておく
遺品の整理と処分を考えておく
契約の更新・変更、解約を終えておく
品物のリストを作っておくこと

「終活」のファーストステップ

エンディングノートって自分の身に万が一のことが
起こってしまった時のことを考えて
家族や親しい人々に伝えておきたいことを
書き記しておくノートのことを言います。
「終活」の必須アイテムになります。
「終活」を始めていきたいのですが
何から取り掛かれば良いのか分からないという方は
まずは、エンディングノートを書くことから
はじめてみることをおすすめします。

終活1

そのエンディングノートの書き方なのですが
様式や記載する手順にはこれといった決まりはありません。
また、何回でも書き直しができますので気軽な気持ちで
記載しやすいことや思いついたことから書き始められます。
注意したいのは・・・
既往症、終末期医療、告知後の行動についての希望
保険情報や貴重品、知人・友人の連絡先や緊急時に必要な
事項を最初に記入されておくと安心ですね。

エンディングノート基本情報PDF

©NIFTY Corporation

エンディングノートに書く事なのですが
お墓の希望やお葬式のとりおこない方、財産などの他
自分のプロフィール、かかりつけ医院や今かかっている病気
自分史、友人や親戚のリストなども書いておきます。
また、突然の万が一の場合に備えて、大切な方々に
感謝の気持ちを伝えられない場合もあるので
今の自分の気持ちや思い、家族や親しい人に対して
感謝の気持ちを書いたり、お願い事を記しておくと良いと思います。

終活2

エンディングノートは項目を書き上げることが目的ではありません。
ご自身の人生を振り返り、見つめ直し家族や親しい人への気持ちを
再確認するためのアイテム*2として活用できます。


*2)エンディングノートは遺言書としての効力は
   残念ながら有していません。
   遺言書が必要な場合は弁護士、公証人などの
   専門家にご相談して頂かなくてはなりません。

あなたらしい人生の卒業に向けて・・・

「終活」を早い時期から始めることで、自分の人生を振り返られ
やり残してきたことを発見できるだけでなく
残りの人生をどのように生きていけば良いのかが見えてきます。
そして、自分の気持ちを家族や親しい人に伝えて
話し合いを持つことで、人生から卒業して後も
家族と思いや情報を共有できます。
このように考えると「終活」はこれからの人生を
積極的に生きていくための一つの道しるべとなると思います。


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