電気製品の危険な事故の発生を『NITE』が知らせてくれています!
電気製品の差し込みプラグや混み合った配線による
事故が沢山発生しています。
この事故に関してNITE「製品評価技術基盤機構」が
注意して下さいと呼びかけてくれています。
NITEが把握している2009年~2013年の間に
電源プラグやコード類、配線器具が原因の事故は
190件発生していて、被害死亡者も14名になったとのこと。
主たる事故の原因はコードの断線によるショートであったり
トラッキングというコンセント部分に
ホコリ等が溜まって発火する現象や
ドライヤー等の電力消費量の大きい電気製品を使用中に
発生する場合が目立っていると聞きます。
電力消費の大きいドライヤーは髪を乾燥させている時に
左右の手に頻回に持ち替えることが多くなるのですがこの動作の繰り返しでコードにねじれが生じてしまい
この状態のまま使用を毎日続けていくと
断線が徐々に生じてショートを起こす恐れが高まります。

このようにねじれが生じてしまったコードを
使用後すぐに元の状態に戻しておけば危険は
かなり低く抑えられるようになります。
先ほど書きました断線によるショートが生じるトラッキング現象も
ホコリや水分がプラグ近くに付着しなければ生じ難くできます。
このような観点から・・・
定期的にプラグに付着したホコリを除去して水などの液体がかからないように気をつけたり
水分がかからないような場所で電気製品を
使用するといったひと手間かけるか環境調整が必要です!

ひと工夫やひと手間がないと・・・
火災につながる事故が発生する危険性が増し
飛び散った火花で火傷などのケガに見舞われます。
「火災等の事故を予防していくには
可能な限り電源のコードをねじ曲げてしまったり
線の上に重たい物を載せない行動が必要です。」

火災がいたる発火が生じる前には
プラグ部分やコードが熱くなったり
電気製品を動かす時に電源が勝手に切れたり
再び勝手につながったりという予兆が
見られるときがあります。
最後に・・・
「これは何だかおかしいな!?と感じたら
その電気製品の使用を中断して
電気製品を購入した販売店に持参されて
状態を相談してくださいね!」
電気製品のコード・プラグの安全な使い方
電源プラグの『ぐらぐら』

電源プラグの差し込み方が不完全だと
プラグが外れそうな状態で
コンセントやプラグが発熱し
発火する危険があります。
事故予防策:
電源プラグはコンセントにきっちり差し込みましょう。
コードを結束帯で束ねて使っています?

電源コードを束ねると放熱が上手くいかず
発熱・発火する危険性あり。
事故予防策:
必ず電源コードはバラバラにしてあげて。
コンセントからプラグを抜くときにコードを引っ張る

配線が断線してショートします。発火の恐れアリ。
事故予防策:
必ず、プラグをしっかりもって抜きます。
タコ足配線になっているかも・・・

コンセントやテーブルタップに
たくさんの電気製品をつなぐと
電流が過剰に流れる恐れあり。
発熱・発火する危険性あり。
事故予防策:
定格電流超超え使用は避けましょう!
コードを壁や床に固定

固定状態で使用すると固定部分の皮膜が破れ
漏電・発火の原因となる。
事故予防策:
コードをステップルや釘、針金などで
固定することは可能な限り控えます。
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