認知症の方を支える介護者側の時間の確保も大切!

 

同じことを毎日毎日、何度も言われて
ハッと気がつけば、あてもなく出かけてしまう
片付けた物が見つからず盗られたと大騒ぎ・・・
こんな状態の連続の生活の中で
認知症のお母さんお父さんに優しく接することは
至難の業です!

「介護ということがこんなに大変だなんて・・・
 さらに優しく接して下てくださいと言われても・・・。」
という話を時折、認知症の方を支える
家族の方から聞こえてきます。
認知症という状態に見舞われた方の心情に寄り添って
暮らしていって下さいということは
そう簡単にはできないということも真実だと感じます。

認知症No10ー③

ご家族同士や施設や病院の専門家、友人に相談もしながら
時間を掛けて認知症という状態をそのままで
受け入れていくことに挑戦して欲しいのです。

この挑戦に立ち向かう事に際して必要なことは
介護に要する負担を少しでも減らすことと
介護をする側の方の生活そのものを充実させることです。
この状態を実現するためには時間の確保が必須です。
介護者自身の時間を確保するために
介護保険等のサービスを活用して認知症の方との
適切な心身の距離感を維持し「安定した介護」
確保していって欲しいと思うのです。

認知症本人の生活のメリハリを付けてもらうことや
心の張り合いを取り戻すためにも機能してくれる
通所介護サービス(デイサービス)の活用が良いと思います。
この有効活用は介護者の自分の時間の確保に役立ちます!

介護している方の心身に余裕を作ることはとても大切です。
認知症の方にはデイサービスの利用を勧めてみて下さい。

認知症No10ー④

勧める際のコツとしては家族からではなくて
第三者でしかも介護等の専門職の方から
声掛けしてもらうのが良いと思います。

認知症No10ー①

デイサービスを勧めてみる時の気持ちとして
『同じことを何度も繰り返すあなたに
 費やしている時間を取り戻したいのです。」
無理矢理に本人を押し出す様なものは論外です。

認知症No10ー②

本人に勧めた最初の時には少々出かけるということに
警戒するかもしれませんが、一度参加されると
同じ参加者やスタッフの方々から話しかけられて
認知症の方にとってはひょっとすると久し振りに感じる
沢山の方との交流という得難い良き経験になるかもしれません。

介護認定手続きや介護度によって利用回数の差異はありますが
3回/週の参加ができるとお互いに良き変化が生じてきます。
デイサービスでの活動内容にも左右されるでしょうが
定期的な外出『お出かけ』は本人にポジティブな役割を渡せて
張り合いのある日常生活を構築する最初の一歩になる
大きな可能性も秘めていると考えられます。

認知症No10ー⑥

介護者の側に立っても日々の介護の合間に自分の時間を取り戻し
認知症本人の生き活きとした姿を見ることができるようになれば
「(日々の介護に心身が疲れきっている介護者が)
 優しく接することなんかできない・・・。」
と思っている方も変わることができるきっかけになれると信じています!


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